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2010年08月08日

戦争の中で行われたことに反省はあっても、謝罪要求は奇妙な気がする



原子爆弾を含む核兵器は瞬時に大量の命を奪うだけでなく、放射能による後遺障害で被爆者をその後一生、苦しめる平気である。

数十年にわたり人とその国を疲弊させる核兵器。

これは原子爆弾に限らず使われるべきではない。


これは湾岸戦争で貫通力を高めるために使用された劣化ウラン弾、後遺障害と言う点ではベトナムの枯葉剤も同罪だ。

アメリカが再三再四そのような兵器を敵国の一般市民への被害を無視、もしくは一般市民をターゲットに使用してきたという事実は非難されてしかるべきだと思う。

核兵器、化学兵器はいずれも使われるべきではない。


だが、国と国との間の「戦争」という局面において、それを使った側が使われた側に「謝罪」をすることを後から求めるのは変じゃないかと思う。

人道的見地に立った反省を求めることはしても、謝罪を求める必要はないのではないか?

それが戦争というもので、承知の上で日本は戦争に踏み込んでしまったのだから。



オバマ大統領、秋の広島訪問 実現カギ握る米世論

8月8日7時56分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100808-00000096-san-int

 【ワシントン=佐々木類】ルース駐日米大使が6日に行われた広島の平和記念式典に出席したことを受け、11月に来日予定のオバマ米大統領が広島、長崎の被爆地を訪問するかが今後の焦点となる。しかし米国内では6割近くが原爆投下を支持しており、日米双方の世論を慎重に見極めながらの調整になりそうだ。

[フォト]広島市長「核ゼロへ首相は動け」 平和宣言の要旨 65回目原爆忌

 ルース大使の派遣について、米政府関係者は「11月に来日するオバマ大統領の広島訪問が政治的に可能かどうか、日米両国の反応を探る狙いがあった」と証言する。沖縄の米軍基地問題で目立った成果が期待できないとみられる中、大統領の広島訪問が同盟深化を印象付け、かつ、「核兵器なき世界」を目指す姿勢を国際社会にアピールする格好の舞台になるからだ。

 オバマ大統領は1月、ホワイトハウスを訪れた秋葉忠利広島市長の訪問要請に「行きたい」と応じている。

 ただ米政府は、今回のルース大使派遣の理由について「第二次大戦の全犠牲者に敬意を表するため」としており、原爆投下への「謝罪」ではないとの立場を強調。謝罪を期待する被爆地との隔たりは大きい。

 先の米政府関係者は「米国内向けには、謝罪せず慰霊式典などに参加しなければ大統領の広島訪問は不可能ではない」としつつ、「広島市民がそれでも大統領の訪問を受け入れるかどうかを見極める必要もあり、ハードルは高い」と語った。大統領の厳しい訪日日程の都合も含め、実現までには曲折がありそうだ。



まずはオバマ大統領と、アメリカメディアに、自分たちが投下した原子爆弾が広島と長崎にどの様な惨劇をもたらして、いまだにどれだけの人々を苦しめているのか、それを客観的に見てもらうことの方が大事だと思う。

彼ら米国民の保守層は、それからは目を背け続けながら正当性だけを主張している。

この点においては彼らが人権性の欠如を非難しているいくつかの国と変わらない態度をとっているとも言える。


その彼らに冷静に、客観的に、自分たちが支持する原子爆弾投下が具体的にどんなことを引き起こしたかを見ていただこうではないか。

それを見て彼らがどう思うか、何を感じるか。

核兵器廃絶へ、一歩踏み出せるかどうかの貴重なチャンスだ。


広島や長崎の資料館に来て、その映像を目の当たりにして、それでもなお

「核兵器を使用したことが間違いではなく、これからも必要であれば使うべきである」

そう言うのであれば、そこで初めて、我々は彼らの誤りを正していかねばならない。


オバマ「核なき世界」演説

ともかく、オバマ大統領の訪問は格好のチャンスだと思う。

広島や長崎の資料館の映像を全米の、そして核兵器を保有する、保有したいと考えているすべての国の国民にあまねく見ていただきたい。

謝罪してほしいという感情はこの際、シャットオフしてでも大統領訪問を実現すべきだと思う。
posted by ニュース担当 at 14:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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